【いわき市】二俣神社を参拝|延喜式内磐城七社の一社、杉林の参道と御朱印

はいどうも、たにです。

今回は福島県いわき市小川町に鎮座する「二俣神社(ふたまたじんじゃ)」を参拝してきました。

いわき市内には数多くの神社がありますが、二俣神社は「延喜式内磐城七社」の一社に数えられる歴史ある神社です。

実際に訪れて特に印象に残ったのが、境内へと続く参道でした。

道路側から三原神橋を渡り、石段を上って鳥居をくぐると、その先には背の高い木々に囲まれた静かな参道が続いています。

街なかにある大きな神社とはまた違い、森の中を歩きながら少しずつ神様のもとへ近づいていくような雰囲気を感じられる場所でした。

今回は、そんな二俣神社を実際に参拝したときの写真とともに、境内の様子や御朱印、アクセスについて紹介していきます。

目次

二俣神社とは

二俣神社は、福島県いわき市小川町下小川に鎮座する神社です。

いわき市観光サイトでは「延喜式内磐城七社」の一社として紹介されています。

延喜式とは平安時代にまとめられた法令集で、その中の「神名帳」には当時朝廷から認識されていた全国の神社が記載されています。

二俣神社も、その神名帳に名前を残す神社の一つです。

一方で、二俣神社は中世の間に一度廃絶したとされています。

その後、江戸時代に磐城平藩主の内藤義概が調査を行った際、下小川村を流れる夏井川周辺にあった二又八幡宮を二俣神社の遺跡と同定したと伝えられています。

「二俣」という名前についても、この付近で川の流れが二つに分かれていたことに由来すると考えられたようです。

長い歴史を持つ神社ですが、現在の境内はとても静か。

観光地として整備された大きな神社とはまた違った、地域に残る古社らしい雰囲気を感じられます。

二俣神社の基本情報

名称:二俣神社(ふたまたじんじゃ)

所在地:福島県いわき市小川町下小川地字梅ノ作53-1

エリア:福島県いわき市小川町

延喜式:延喜式内磐城七社の一社

御朱印:あり(子鍬倉神社にて授与)

駐車場:参拝者向けの専用駐車場は現地で確認できませんでした

アクセス:いわき中央ICから車で約15分

三原神橋から二俣神社へ

二俣神社への参拝は、道路沿いにある橋から始まります。

橋の親柱には「三原神橋」と刻まれていました。

橋の向こうには石段と木々が見えていますが、この場所からは二俣神社の社殿まではほとんど見えません。

初めて訪れると「この先に神社があるのかな?」と思うような入口です。

道路からすぐに社殿が見える神社も多いですが、二俣神社は少し違います。

橋を渡り、石段を上り、鳥居をくぐり、さらに参道を歩く。

少しずつ境内の奥へ進んでいく、この参拝までの道のりそのものが二俣神社の魅力の一つだと思います。

石段を上って鳥居へ

三原神橋を渡ると、その先には石段が続いています。

周囲を木々に囲まれているため、道路沿いからほんの少し進んだだけでも雰囲気が変わります。

石段の中央には手すりが設置されていました。

それほど長い石段ではありませんが、訪れる際は足元に気をつけながらゆっくり上っていきましょう。

石段を上った先に見えてくるのが、二俣神社の石造りの鳥居です。

鳥居には注連縄が張られています。

そして鳥居の向こうを見ても、まだ拝殿までは距離があります。

鳥居をくぐったらすぐに社殿、という造りではなく、ここからさらに木々に囲まれた参道を歩いていきます。

杉林に囲まれた静かな参道

二俣神社を実際に参拝して、個人的に特に印象に残ったのがこの参道です。

鳥居周辺には石碑などがあり、その先には背の高い木々が並んでいます。

いわき市観光サイトによると、二俣神社の境内には市内最古ともいわれる大杉をはじめ、ケヤキやヒノキなどの御神木があるそうです。

参道は木々の間を一直線に奥へ伸びています。

そして、その先に小さく拝殿が見えてきます。

華やかな装飾や観光施設が並んでいる場所ではありません。

だからこそ、静かな境内を自分のペースで歩いていけるのがいいところ。

実際にこの参道を歩いていると、道路からそれほど離れていないにもかかわらず、周囲の空気が変わったように感じました。

写真でも雰囲気は伝わると思いますが、二俣神社は実際にこの参道を歩いてみてほしい神社です。

二俣神社の拝殿

長い参道を進んでいくと視界が開け、正面に二俣神社の拝殿が現れます。

木造の落ち着いた拝殿で、周囲の緑によく馴染んでいます。

道路から橋、石段、鳥居、参道と歩いてきたあとに、この拝殿が正面に現れる流れがとても印象的でした。

境内には拝殿前にもある程度の空間があり、静かな環境の中でゆっくり参拝できます。

いわき市内の神社を巡っていると、それぞれ参道や社殿の造り、境内の雰囲気がかなり違います。

二俣神社の場合は、社殿そのものだけではなく、ここへ到着するまでの参道を含めて楽しみたい神社だと思います。

拝殿を守る狛犬

拝殿の前には一対の狛犬が置かれています。

近くから見るとかなり存在感があります。

表情や体の造形もしっかり見ることができ、境内の静かな雰囲気の中で拝殿を守るように鎮座していました。

神社巡りをしていると、同じ狛犬でも神社によって姿や表情がまったく違うことに気づきます。

新しいものから長い年月を感じさせるものまでさまざま。

僕自身、神社を巡るときには社殿だけではなく、こうした狛犬や石碑などを見るのも楽しみの一つになっています。

二俣神社を訪れた際には、ぜひ狛犬も近くから見てみてください。

拝殿で参拝

拝殿正面には大きな注連縄が掛けられています。

ここでゆっくり参拝しました。

二俣神社は延喜式内磐城七社という長い歴史を持つ神社ですが、実際に訪れてみると境内はとても静かです。

有名な観光神社のような賑わいとは違い、森の中に鎮座する神社らしい落ち着いた時間を過ごせました。

拝殿左手にある境内社

拝殿の左手には、小さな社も鎮座しています。

今回確認できた資料だけでは、この社の名称や御祭神を確実に特定できなかったため、ここでは境内社として紹介します。

分からないものを無理に断定せず、実際に現地で確認できた範囲で紹介していきたいと思います。

二俣神社を参拝する際には、正面の拝殿だけでなく、境内をゆっくり歩いてみてください。

拝殿の奥に鎮座する本殿

拝殿の横から見ると、その奥に本殿が鎮座しているのを確認できます。

参拝者が正面から手を合わせる建物が拝殿で、その奥に御祭神をお祀りする本殿があります。

正面から拝殿を見るだけでは分かりにくいですが、横から見ると拝殿と本殿の位置関係がよく分かります。

もちろん立入禁止の場所へ入ることはできませんが、参拝可能な範囲から社殿を見てみると、神社の造りをより楽しめます。

二俣神社は「延喜式内磐城七社」の一社

二俣神社を語るうえで外せないのが「延喜式内磐城七社」です。

いわき市には、平安時代の「延喜式神名帳」に記載された神社が七社伝えられています。

二俣神社もその一社です。

僕もこれまで、同じ磐城七社に数えられる大國魂神社や住吉神社、温泉神社、佐麻久嶺神社などを実際に参拝してきました。

同じいわき市内の歴史ある神社でも、実際に巡ってみると境内の雰囲気はかなり違います。

大國魂神社を実際に参拝したときの様子はこちらの記事で紹介しています。

住吉神社についてはこちら。

温泉神社についてはこちら。

佐麻久嶺神社についてはこちら。

そして、二俣神社だけでなく、いわき市内でこれまで実際に参拝してきた神社やお寺は、こちらのまとめ記事から探すことができます。

一社ずつ巡るのも楽しいですが、「延喜式内磐城七社」というテーマでいわき市の神社を巡ってみるのも面白いと思います。

二俣神社の御朱印

二俣神社には御朱印があります。

ただし、二俣神社の境内で直接いただく形ではなく、子鍬倉神社で授与されています。

僕も今回、子鍬倉神社で二俣神社の御朱印をいただきました。

実際に参拝した神社の御朱印をいただけるのは、やっぱりうれしいですね。

子鍬倉神社も延喜式内磐城七社の一社です。

そのため、二俣神社の御朱印をいただくのであれば、子鍬倉神社にも参拝して二社を一緒に巡るのもおすすめです。

御朱印の授与方法や対応時間などは変更される可能性があります。

御朱印を目的に訪れる場合は、最新の情報を確認してから向かうことをおすすめします。

二俣神社へのアクセス

二俣神社の所在地は、

福島県いわき市小川町下小川地字梅ノ作53-1

です。

いわき市観光サイトでは、いわき中央ICから車で約15分と案内されています。

二俣神社は道路から境内が見えにくいため、初めて訪れる場合は地図を確認しながら向かうのがおすすめです。

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この記事を書いた人

神社・寺院を実際に訪れ、写真と動画で紹介している「たに」です。

福島県いわき市を中心に、茨城県など各地の神社・寺院を巡っています。

このブログでは、実際に歩いて感じた境内の雰囲気や見どころ、歴史、駐車場・アクセスなど、これから訪れる方に役立つ情報を写真とともに紹介しています。

YouTube「Burari Tani」では、写真だけでは伝わりにくい現地の雰囲気や自然の音も楽しめる動画を公開しています。

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