はいどうも、たにです。
今回は福島県いわき市錦町に鎮座する「御宝殿熊野神社(ごほうでんくまのじんじゃ)」を参拝してきました。
住宅地の中にある神社ですが、鳥居をくぐると雰囲気は一変。
まっすぐ奥へと続く杉並木の参道が印象的で、境内には立派な拝殿や本殿、狛犬、境内社、そして長い年月を感じさせる大きなケヤキなどが残されています。
御宝殿熊野神社は、旧菊多郡73か村の総鎮守とされる歴史ある神社です。
今回は実際に境内を歩きながら撮影してきたので、写真とともに御宝殿熊野神社の様子を紹介していきます。
御宝殿熊野神社とは
御宝殿熊野神社は、福島県いわき市錦町に鎮座する神社です。
いわき市観光サイトによると、創建は大同2年(807年)と伝えられ、大同5年(810年)に現在の地へ遷宮したとされています。
旧菊多郡73か村の総鎮守として信仰されてきた歴史を持ち、現在も地域に深く根付いている神社です。
また、毎年行われる祭礼で奉納される「御宝殿の稚児田楽・風流」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
長い歴史だけでなく、現在まで地域の伝統が受け継がれていることも御宝殿熊野神社の大きな特徴です。
鳥居から杉並木の参道へ

御宝殿熊野神社の入口には石造りの鳥居が立っています。
その横には「熊野神社」と刻まれた大きな社号標や石碑が並び、道路側からでも神社の入口がよく分かります。
鳥居の向こうを見ると、ここからすでに境内の雰囲気が伝わってきます。

個人的に御宝殿熊野神社で特に印象に残ったのが、この参道です。
鳥居をくぐると、背の高い木々が左右に並び、その間をまっすぐ参道が伸びています。
入口は住宅地の中にあるのですが、一歩境内へ入ると周囲の景色が木々に包まれ、神社らしい静かな空間へと変わっていきます。
こういう長い参道は、少しずつ拝殿へ近づいていく時間そのものを楽しめるのがいいですね。
境内に残る成田山の石碑

参道を進んでいくと、境内には「成田山」と大きく刻まれた石碑もありました。
神社の境内を歩いていると、こうした石碑や小さな祠などに出会うことがあります。
有名な建物だけを見るのではなく、境内に残されたものを一つひとつ見ながら歩いてみると、その神社が長い間地域の中で大切にされてきたことを感じられます。
手水舎と境内の様子

さらに進むと手水舎があります。
木造の屋根が付いた昔ながらの造りで、周囲には大きな木々が立っています。
夕方の光が境内に差し込んでいて、木々の影と光が混ざった落ち着いた雰囲気が印象的でした。

境内は比較的広く、拝殿まで視界が開けています。
入口の長い参道とはまた違い、こちらはゆっくり境内を見て回れる空間になっています。
狛犬と拝殿

境内の奥に鎮座しているのが拝殿です。
木造の落ち着いた佇まいで、周囲の大木とよく馴染んでいます。
派手さを前面に出した神社ではありませんが、長い歴史を感じさせる雰囲気があります。

拝殿の前では狛犬が境内を見守っています。
近くで見るとかなり存在感があり、表情や彫刻もしっかり確認できます。

反対側の狛犬も撮影しました。
左右を見比べてみるのも、実際に神社を歩く楽しみのひとつです。
拝殿の奥にある本殿

拝殿の奥には本殿があります。
本殿は柵に囲まれているため正面から近づくことはできませんが、横から建物を見ることができます。
実際に横へ回ってみると、正面の拝殿とはまた違った造りであることが分かります。

屋根や木組み、彫刻なども見応えがあります。
神社を訪れたときは拝殿だけを見て帰ってしまうことも多いと思いますが、本殿を確認できる神社では少し横や奥まで歩いてみると、新しい発見があります。
境内に祀られる小さな神社

御宝殿熊野神社の境内には、小さな神社もいくつか祀られています。
写真を撮りながら歩いてみると「月読神社」と書かれた社も確認できました。
大きな拝殿だけでなく、こうした境内社を探しながら歩いてみるのもおすすめです。

境内の木々の中には「青請神社」「古峯神社」と記された小さな社もあります。
周囲を大きな木々に囲まれていて、境内の中でも特に静かな場所でした。
境内にそびえる大ケヤキ

境内には、御神木として大きなケヤキが立っています。
この大ケヤキの樹齢については資料によって記載が異なり、樹齢300年以上と紹介されているものがある一方、いわき市観光サイトでは「樹齢800年の大ケヤキ」と紹介されています。
今回確認した範囲では正確な樹齢を特定できなかったため、この記事ではいずれかに断定せず紹介します。実際に目の前に立ってみると、幹の太さと存在感はかなりのものでした。
写真でもかなり大きく見えますが、実際に目の前に立って見るとさらに迫力があります。
御宝殿熊野神社の基本情報
名称:御宝殿熊野神社
読み方:ごほうでんくまのじんじゃ
所在地:福島県いわき市錦町
地域:福島県いわき市
種類:神社
※参拝時間や祭礼などの最新情報については、参拝前に公式情報等をご確認ください。
御宝殿熊野神社へのアクセス・駐車場
御宝殿熊野神社は福島県いわき市錦町に鎮座しています。
周辺は住宅地になっており、道路から鳥居と「熊野神社」の社号標を確認できます。
車で訪れる場合は、周辺道路や現地の案内を確認しながら向かうのがおすすめです。
駐車場についても、参拝時点の現地案内を確認して利用してください。
YouTubeで御宝殿熊野神社を歩く
御宝殿熊野神社の境内はYouTubeでも撮影しています。
写真だけでは伝わりにくい杉並木の参道や境内の広さ、拝殿・本殿、大ケヤキなどを、実際に歩きながら撮影しました。
Burari Taniの神社動画では、現地の自然音や環境音をできるだけ残しています。
いわき市の神社・寺院をもっと巡る
御宝殿熊野神社以外にも、いわき市には数多くの神社や寺院があります。
実際に参拝した場所を写真付きでまとめているので、いわき市で神社・寺院巡りをする際はこちらも参考にしてみてください。

御宝殿熊野神社を参拝して
今回は、いわき市錦町に鎮座する御宝殿熊野神社を参拝しました。
特に印象に残ったのは、鳥居から続く杉並木の参道と、境内に立つ大きなケヤキです。
住宅地の中にありながら、鳥居をくぐって木々の中を歩いていくと空気が変わっていくような感覚がありました。
拝殿や本殿だけでなく、狛犬や境内社、石碑など見どころも多く、境内をじっくり歩いてみるのがおすすめです。
いわき市で神社巡りをする際には、御宝殿熊野神社にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
それでは、また次の神社・寺院で。
