はいどうも、たにです。
今回は茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町に鎮座する「堀出神社(ほりでじんじゃ)」を参拝してきました。
阿字ヶ浦駅から歩いてアクセスできる場所にあり、境内には大きな木々が茂る落ち着いた空間が広がっています。
そして堀出神社といえば、ちょっと気になるのがその名前。
実は「堀出神社」という名前には、この神社の始まりに関係する由来があります。
現在は境内に「ほしいも神社」も鎮座しており、そちらを目的に訪れる方も多い場所ですが、今回はまず、歴史ある堀出神社をゆっくり見ていきたいと思います。

堀出神社とは
堀出神社は、茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町に鎮座する神社です。
御祭神は誉田別尊(ほむたわけのみこと)。
八幡さまとして親しまれている神様で、堀出神社では古くから学問や厄除けなどの信仰を集めてきたそうです。
創建のきっかけとなった出来事は江戸時代までさかのぼります。
寛文3年(1663年)、この地域で村境を確認していた際、地面を掘ったところ石廊が見つかり、その中から刀や脇差、槍、鉾などさまざまな品が発見されました。
発見された品々は水戸城へ送られ、調べられた結果「磯前明神の本体であろう」とされ、地元の意向を受けて小社が建てられたと伝えられています。
その後、水戸藩の許可を得て社殿が造営されました。
そして社名の「堀出」は、御神体が「掘って出た」ことに由来するとされています。
名前を知ってから由緒を調べてみると、なるほどと思える面白い由来を持つ神社でした。
木々に囲まれた堀出神社の参道

鳥居をくぐると、境内の雰囲気が一気に変わります。
参道の両側には大きな木々が立ち、その間を進んでいくような造りです。
入口付近には一対の狛犬。
さらに奥へ続く石段と参道が見えています。
自分が訪れたときは紫陽花も咲いていて、緑の多い境内に青や紫、白の花がよく映えていました。
阿字ヶ浦の街中にある神社ですが、鳥居の先は木々に囲まれていて、静かに歩きたくなるような参道です。

振り返って鳥居の方向を見ると、境内が周囲より少し高い場所にあることもよく分かります。
参道の両側にも紫陽花が咲いていて、参拝した時期ならではの景色を見ることができました。
紫陽花で彩られた手水舎

参道を進んで境内へ入ると、目を引いたのがこちらの手水舎です。
自分が参拝したときには、たくさんの紫陽花で飾られていました。

近くで見るとかなり華やか。
青や紫、ピンク、白など色とりどりの紫陽花が飾られ、竹と花を組み合わせた涼しげな雰囲気になっています。
境内の落ち着いた雰囲気の中で、ここだけパッと色が広がるような場所でした。
季節によって境内の様子は変わると思いますが、こうした実際に訪れた時期ならではの景色に出会えるのも神社巡りの楽しみですね。
堀出神社の拝殿

こちらが堀出神社の拝殿です。
木造の落ち着いた拝殿で、周囲を大きな木々に囲まれています。
正面には注連縄が掛けられ、その両側には年季を感じさせる狛犬が鎮座しています。
写真右側には大きな絵もあり、自分が訪れたときには境内にさまざまな掲示や案内を見ることができました。
まずはこちらでしっかりと参拝。

拝殿前の狛犬を近くから見てみると、かなり年月を重ねていることが分かります。
新しい狛犬とはまた違う、長い間この場所を見守ってきたような姿が印象的でした。

もう一方の狛犬もかなり立派です。
境内には新しいものと昔から残されてきたものが一緒にあり、歩きながら細かなところを見ていくのも面白いです。
拝殿の奥に鎮座する本殿

拝殿の後ろへ回ると、本殿を見ることができます。
正面の拝殿とはまた違った造りで、周囲の深い緑の中に本殿の屋根が見えています。
参拝するときは拝殿だけを見て帰ってしまうこともありますが、こうして可能な範囲で建物の周囲を歩いてみると、正面からだけでは分からなかった神社の姿を見ることができます。

横から見ると、拝殿の大きさや屋根の造りも分かりやすくなります。
木々に囲まれた境内と木造の建物がよく馴染んでいて、正面とはまた違った雰囲気を楽しめました。
境内に並ぶ小さな社

境内を歩いていると、大小さまざまな小さな社が並んでいる場所もありました。
堀出神社の公式案内では、境内神社として第六天神社、月読神社、稲荷神社、難産除社が紹介されています。
それぞれの社を写真だけから特定することは難しいため、ここでは個別の名称を断定せず、境内にこうした小さな社が祀られていることを紹介しておきます。
拝殿への参拝だけでなく、境内をゆっくり歩いてみるとこうした場所にも気づくことができます。
堀出神社の御朱印
堀出神社では御朱印を受けることができます。
自分が訪れたときにも拝殿周辺に「御朱印受付」の案内が出ていました。

境内にはほしいも神社も鎮座しているため、御朱印を目的に訪れる場合は、受付場所や対応状況を現地で確認してみてください。
授与時間や対応内容が変更される可能性もあるため、遠方から御朱印を目的に訪れる場合は、事前に堀出神社の公式サイトなどで最新情報を確認しておくと安心です。
堀出神社と「ほしいも神社」
堀出神社を訪れるなら、もうひとつ見逃せないのが「ほしいも神社」です。
ほしいも神社は令和元年(2019年)に堀出神社の境内に創建された新しい神社。
茨城県の特産品である「ほしいも」と、「ホシイモノ(欲しいもの)は総て手に入る」を掛け合わせたユニークな神社です。
黄金色の鳥居が並ぶ光景など、歴史を感じる堀出神社とはまた大きく雰囲気が異なります。
今回、ほしいも神社も実際に参拝してきたので、境内の様子については別の記事で詳しく紹介します。

堀出神社の基本情報
名称:堀出神社(ほりでじんじゃ)
所在地:茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町172-2
御祭神:誉田別尊(ほむたわけのみこと)
境内神社:第六天神社・月読神社・稲荷神社・難産除社
駐車場:あり(普通車約30台)
最寄り駅:ひたちなか海浜鉄道 阿字ヶ浦駅
阿字ヶ浦駅から:徒歩約2分
車:ひたち海浜公園ICから約5分
電車の場合は、勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り、終点の阿字ヶ浦駅で下車。
駅から徒歩約2分なので、鉄道を利用した神社巡りもしやすい場所です。
車の場合は駐車場が用意されており、公式案内では普通車約30台が駐車可能となっています。
堀出神社を参拝して
今回は茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町に鎮座する堀出神社を参拝しました。
「掘って出た」ことが社名の由来になったという歴史を持ち、境内には大きな木々に囲まれた参道、狛犬、拝殿、本殿、境内社などが残されています。
自分が訪れたときには紫陽花の季節ということもあり、参道や手水舎を彩る花も印象的でした。
そして現在の堀出神社を訪れるなら、同じ境内にある「ほしいも神社」もぜひ一緒に参拝しておきたいところ。
昔から信仰されてきた堀出神社と、令和になって誕生したほしいも神社。
同じ場所にありながら、それぞれ違った魅力を楽しめる場所でした。
阿字ヶ浦や国営ひたち海浜公園周辺へ出かける際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
YouTube「Burari Tani」では、堀出神社とほしいも神社を実際に歩いて参拝した様子を動画でも紹介しています。
ブログの写真だけでは伝わりにくい境内の広さや現地の雰囲気も、ぜひ動画で楽しんでみてください。
